「ご長寿」の話題。東根市では、市長が数え年で100歳を迎えた女性のお宅を訪問し、長寿を祝った。その長寿の秘訣とは?
東根市では「大けやき長寿祝い」として、樹齢1500年を超える市のシンボル・大けやきにちなんだ長寿のお祝いを毎年行っている。
30日、土田正剛市長が、東根市蟹沢に住む水上さきのさんのお宅を訪れ、「これからもご壮健で過ごしてほしい」と言葉をかけ、記念品と祝金を渡して長寿を祝った。
さきのさんは1926年(大正15)に9人きょうだいの長女として生まれ、4月27日に数え年で100歳を迎えた。
78年前に結婚した夫の丈夫さんも、2023年に土田市長から100歳のお祝いを受けていて、今回夫婦そろっての「大けやき長寿」となった。
そんなおふたりに長寿の秘訣を聞いてみると...。
(数えで102歳の夫・丈夫さん)
「僕はまず、夕食前に日本酒を1杯飲むこと。こっち(さきのさん)は朝の畑仕事を楽しみにしている」
戦後の厳しい時代を夫婦二人三脚で乗り越え、今では5人の孫と10人のひ孫にも恵まれ、幸せに暮らす丈夫さんとさきのさん。
大けやきの長寿にあやかって、これからも楽しく生きていきたいと話してくれた。
東根市によると、2025年は2024年より1人少ない33人が数えで100歳を迎えるという。