新庄市では29日、カド焼きまつりが始まった。
最上地域では、「春告げ魚」と呼ばれるカド(ニシン)を花見シーズンに食べる風習があり、新庄観光協会が毎年5000匹を提供している。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ここ数年は大ぶりなロシア産ニシンの輸入は減っているが、2025年も北海道産を中心に4500匹を確保。
脂の乗ったニシンが次々に炭火で焼かれ、訪れた人たちに届けられた。
(まつりのスタッフと客)
「おいしいっすべ?」
「う~ん、うまい」
「愛情込めてやってますので」
(新庄市民)
「うまいっすね。やっぱり焼きたてを食わないと」
「子っこ(卵)が大きくて。カリカリしていて」
(新庄市民のグループ)
「最高です」
「これが春の始まり」
「元気の活力」
「このカドを食べると春を迎えられる」
新庄カド焼きまつりは5月5日まで開かれている。