冬の間閉鎖されていた米沢市と福島を結ぶ西吾妻スカイバレーが開通した。この日を待ちわびていた多くの観光客がさっそく春のドライブを楽しんでいた。
(リポート)
「9時55分、ゲートが開く5分前です。すでに10台ほどの車が並んでいて、開通を待っています」
午前10時にゲートが開くと、待っていた車がさっそく福島方面へと向かって行った。
西吾妻スカイバレーは米沢市の白布温泉と福島・北塩原村を結ぶ17.8キロの山岳観光道路。
冬の間は積雪のため閉鎖されていて、2025年は大雪のため2024年より4日遅れての開通となった。
(栃木から)
「木々の中を走って鳥の声を聞きながら、すがすがしい気持ちで走れる。楽しみです」
(米沢市から)
「いよいよ。楽しみにしてました。これから喜多方・会津の方に行って、ぐるっと回ってこようかなと」
山頂付近では安全祈願祭が開かれ、県の担当者や観光関係者などがシーズン中の安全と盛況を祈願した。
西吾妻スカイバレーは5月8日までの間、夜間は路面凍結のおそれがあるとして午後5時~翌朝午前7時まで通行止めとなる。