白鷹町で水道水に基準を超える濁りが発生した問題で、水道水が飲めるようになるのは「早くとも23日朝以降になる見通し」であることが分かった。
水道水に濁りが発生したのは、白鷹町の全世帯の8割に当たる約4000件。
町内の浄水場で21日、水道水の濁りを表す数値が基準値を超えたため、町が水道水の供給を一時的に止めた。断水は21日夕方になって解消されたが、濁りが残っているため、まだ飲み水としては使用できない。
町は、濁りの原因について「浄水処理の過程で機械で自動的に注入されるはずの薬剤が何らかの原因で注入されなかったため」としている。新潟県の調査機関で現在、水質検査が行われていて、結果が分かるのは「早くとも23日午前8時以降」となる。
このため、町教育委員会は22日、町内5つの小中学校を臨時休校とした。また22日も飲料水の給水所が町内5カ所に設置された。