見ごろを迎えた県内の桜スポット紹介。3回目は「置賜さくら回廊」の一つの南陽市の烏帽子山公園。
南陽市赤湯の高台にある烏帽子山公園。3ヘクタールの広い敷地いっぱいに咲く桜は「烏帽子山千本桜」として親しまれ、「日本のさくら名所100選」にも選ばれている。
先週末に一気に開花が進み、20日に公園全体の満開が宣言された。青空が広がった21日は、地元の人や観光客が時間をかけてゆっくりと「千本桜」を楽しんでいた。
(南陽市の女性)
「ウキウキします。やっと厳しい冬が終わったみたいで心が明るくなります」
(山形市から来た男の子)
「きれいに咲いたピンクが好きだった」
(山形市から来た母親)
「私も子供の時から来ていて、自分の子供にも見せたいなと。きれいな桜がいっぱいあって、あと『花咲かじいさん』も見せられたのが良かった」
公園の北側に回れば、置賜盆地を見下ろす大パノラマが広がる。南陽市観光協会によると、公園全体の見頃は今週いっぱいの見込み。品種によって、これから満開を迎えるサクラもあり、まだまだ春の絶景を楽しめそうだ。