21日、白鷹町内の5つの地区で一時断水が発生した。すでに給水は再開されたが、濁りがある可能性があり、飲用水には使えない。町は給水所を開設して対応している。
一時断水が発生したのは、町内6つの地区のうち「蚕桑地区」と「鮎貝地区」「荒砥地区」「十王地区」「鷹山地区」の5つの地区で、午後2時~5時15分まで約4000件で断水が発生した。
町によると、21日午前9時ごろ、水道水の濁り度合いが国が定めた基準値2度を超える「3.3度」まで上昇していることを浄水場の職員が確認した。
水源の実淵川に、濁った雪解け水などが流れ込んだことが原因とみられている。
町は水道法に基づいて、午後2時から「断水」を開始した。
現在、浄水場の水の濁りは解消され、今後濁りが強くなるおそれもないことから、給水は午後5時15分に再開された。
しかし、水道管の水に濁りが残っている可能性があることから、町は飲用水として使用しないよう呼びかけている。
町は当面の飲用水として、各地区のコミュニティセンターに給水所を設けている。給水所の開設は20日夜10時まで。
<<前の記事 【山形ワイヴァンズ】東地区5位・24勝36敗で今季終える 最終節は愛媛相手に2連勝で締めくくる
>>次の記事 *4/22(火)の山形県内主な動き*