米沢市で「防災」を考えるイベントが行われ、ボランティア団体の代表が命を守る備えについて講話を行った。
米沢市営体育館と、その周辺で行われた「あつまれ! ぼうさいの街」は、防災について学び考えてもらおうと、米沢青年会議所が初めて開催した。
会場には自衛隊の車両や消防車両など、災害時に活躍する働く車が集合したほか、最大震度7の揺れを再現する地震体験など20のブースが出展した。
また「防災」についての講話が開かれ、重機を使って技術的な災害支援ボランティアを行う「DRTJAPAN山形」の代表・我妻清和さんが講師を務めた。
我妻さんは、全国で災害が頻発する中「備えることで被害を減らせる」として、身の回りにどんな危険があるのかを知り、いざという時どう行動するか家族で考えることが避難行動につながると語りかけた。
(DRTJAPAN山形・我妻清和代表)
「山の斜面のすぐ下に家がある人、川のそばに家がある人、それぞれで危険は違う。どこに避難したら安全なのかというのを日常的に考えてほしい」
集まった親子連れなどは真剣に耳を傾け、防災への意識を高めていた。