見ごろを迎えた県内の「桜スポット」をお伝えする2回目は、満開を迎えた山形市の馬見ヶ崎川沿いのサクラ。
(リポート)
「17日に満開を迎えた山形市・馬見ヶ崎川沿いのサクラです。道路を挟んで両脇にずらっとサクラ並木が続いています。今年も見事なサクラのトンネルが完成しています。とってもきれいです」
2.3キロに渡って続く圧巻の桜並木。
馬見ヶ崎川沿いには約380本のソメイヨシノが植えられていて、「馬見ヶ崎さくらライン」と呼ばれ親しまれている。
2025年は2024年より4日遅く、17日に満開を迎えた。
18日の山形市は時折雨が降り曇り空だったが、日中は気温が上がり、見ごろとなったサクラを楽しみに多くの人が訪れていた。
(上山市から)
「上山はまだ咲いてなくて、馬見ヶ崎の方が満開だなと思ったので。子どもに初めてサクラを見せたいと思って来た。まだちょっとわかってないような、わかっているような...。でも楽しそうにニコニコしてたので一緒に来て良かった」
(市内から)
「満開ですね。(Q.サクラ見ながらのお酒は?)最高。普通は車で通るだけ、たまにはいいだろうということで、今日は友だちと一緒に楽しみに来た。川のせせらぎを聞きながら、最高」
(市内から)
「サクラの季節最高。咲くまで長い。春を待って気温とともに暖かくなって花が開いて満開になった、そういう楽しみがある。すてき以外の言葉が見つからない」
山形大学から来た研究グループの集まり。
(市内から)
「僕が大学院で、学部4年生の後輩たち。顔合わせ・親ぼくも含めて来た。毎年見ると『春来たな』と感じる。自分も後輩も、お互い成長できるすてきな1年にできたらと思う」
そして、17日に撮影した夜の馬見ヶ崎川沿い。
ライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむことができる。
約830メートルの区間・83本がライトに照らされ、美しい夜桜が浮かび上がる。ライトアップは午後6時半~午後9時までで、20日まで行われる予定。
<県内のほかの主な花見スポット情報>
満開...日和山公園(酒田)、鶴岡公園(鶴岡)、倉津川枝垂桜・舞鶴山(天童)
5分咲き...烏帽子山公園(南陽)
3分咲き...最上川堤防千本桜(長井)
咲き始め...最上公園(新庄)、松が岬公園(米沢)