プロのスタントマンが自転車の事故を再現し、高校生に交通安全の意識を高めてもらう教室が山形市で開かれた。
この交通安全教室は、通学で自転車を使う機会が多い中学生や高校生を対象に、JAやまがたが主催した。
17日は、山形東高校の全校生徒約720人を前に、東京のプロのスタントマンが交通事故を再現した。
地面にたたきつけられるスタントマンの姿を見た生徒たちからは、悲鳴や驚きの声が上がり、自転車事故の重大さを実感していた。
(生徒)
「普段ヘルメットをつけてないので、ちゃんと買ってつけようと思った」
「映像とは違って、実際見ることで事故の怖さを知ることができた」
「一時停止を怠っている時があった気がするので、きょうの帰りからしっかり一時停止しようと思う」
警察によると、県内で2024年に起きた自転車がからむ交通事故は229件で、このうちほぼ半数の109件(47.6%)を小学生から高校生が関係する事故が占めている。