西川町の菅野大志町長によるパワハラの疑いをめぐり、町議会はこの問題を調査する「百条委員会」を設置する方針を確認した。
この問題は、西川町の菅野大志町長が、早期退職した元職員の襟元をつかんで町長室に連れ込むなど、町長によるパワハラが疑われているもの。
菅野町長による職員へのパワハラが疑われる事案はほかにも複数あり、町は「ハラスメント第三者調査委員会」を設置する方針を決めている。
こうした中、町議会は14日、全員協議会を開き、関係者を出頭させることができるなど強い権限を持つ「百条委員会」を、一連のパワハラの疑いを調査するために設置する方針を確認した。
出席した議員からは、「百条委員会」の設置について異論は出なかったという。
今後、職員へのアンケート・ヒアリングなどの調査内容を精査した上で、4月25日に開かれる予定の臨時町議会で、「百条委員会」設置案の提出を目指す。