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【山形】春の風物詩「カジカ漁」最盛期 素揚げ・唐揚げ・焼いてしょうゆで初春の味覚 舟形町 4/10

舟形町ではいま、卵をたくさん抱えたカジカを捕まえる伝統の漁が盛んに行われている。

アユやサケなど豊富な川魚が獲れる最上小国川。

漁師の斉藤譲一さん(89)が、伝統の漁を受け継いでいる。
石を横一列に並べて川の流れを緩やかにし、そこに「胴(どう)」と呼ばれる手作りの仕掛けを置き、カジカを誘い込む。

(カジカ漁師・斉藤譲一さん)
「この時期カジカは産卵する場所を探す。だんだん浅瀬に寄ってきて卵を産む場所を探す。その習性を利用する漁」

約20年前まで130人いたというカジカ漁師の数は、年々減ってきた。
それでも舟形町では43人が漁を続けている。

川岸に仕掛けた胴は、二晩そのままにして2日後に見に行く。

最上小国川のカジカ。卵を抱えたメスもいた。
漁が出来るのは1人3カ所まで。10日は全部で20匹捕まえた。

(カジカ漁師・斉藤譲一さん)
「今年も漁ができる喜びの感激の春。カジカは素揚げや唐揚げにして塩を振って食べるのもおいしいが、良く焼いてしょうゆで食べるのが一番良い」

最上小国川のカジカ漁は4月下旬まで続く。





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