酒田まつり実行委員会が代表者会議を開き、2025年の開催日程を含む事業計画案を承認した。
事業計画によると、2025年の祭りの開催日程は例年と同じ「本祭り」を5月20日とする3日間で、祭りの前の15日に安全祈願祭を行う。
20日の「本祭り」は旧清水屋前の通りをメインに、山車行列は午後1時半から22団体・26基の山車が参加して、呼び物の「酒田時代行列」と共に街を練り歩く。
また、毎年人気が高い「酒田花魁道中」は午後3時半から。
酒田まつりは日枝神社の山王例大祭を起源とする410年以上続く伝統行事で、2025年度は「伝統と若者の融合」をコンセプトに、19日の「宵祭り」では高校生による書道やチアダンスのパフォーマンスが披露される。
(酒田まつり実行委員会・上林直樹委員長)
「酒田まつりは400年以上連綿と続いていることを子どもたちにも伝え、有休使うなどして実家に帰ってきて祭りに参加してもらう、そういう祭りにしたい」
実行委員会は2025年度、3日間で約28万人の来場者を目標にしている。