サクラの便りが届く中、県内では入学式のピークを迎えている。小学校では、初めての学校生活に胸を弾ませながら、新1年生が最初の一歩を踏み出した。
ピッカピカのランドセルを背負って、初めての学校生活がスタートする。
8日、県内に218ある小学校のうち108校で入学式が行われ、このうち山形市の第七小学校には48人が入学した。
一人ひとりの名前が呼びあげられると、新1年生は少し緊張しながらも起立し、大きな声で返事をしていた。
(新入生代表あいさつ)
「私は小学校でお友だちをたくさん増やしたい」
「僕は算数の勉強をするのが楽しみ」
「みなさんこれからよろしくお願いします」
校長先生から初めて使う教科書が手渡されると、新1年生はこれから始まる学校生活に胸を弾ませていた。
(山形市立第七小学校・小沼裕佳理校長)
「学校は友だちと一緒に学ぶところ。友だちのすてきなところをたくさん見つけてください。そしていいところをぜひまねしてください」
授業や歩いての通学など初めてのことばかりだが、みんなそれぞれに頑張りたいことがあるようだ。
(新1年生)
「算数。100点をとってみたい」
「サッカー。幼稚園でいつもやっていて好きだから」
「絵具でなにか書いてみたい。チューリップ」
「国語と算数、全問正解して100点とる。ちゃんと先生の話を聞く」
2025年度、県内の小学校に入学する新1年生は6573人で、9日は63の小学校で入学式が行われる。