商業高校と工業高校を統合し、この春新設された米沢鶴城高校で開校式が行われた。
県立米沢鶴城高校は、米沢工業高校と米沢商業高校を統合し、旧米沢工業の校舎を活用して開校した。
全日制は、「機械加工・機械制御」「電気情報」「建築・環境工学」「総合ビジネス・会計情報」の4学科。定時制は「総合学科」の1学科。
それに工業系の専門教育に特化した「専攻科」が設置されている。
7日の開校式には在校生と教職員など約550人が出席し、「鶴」をデザインした校章が描かれたターコイズブルーの真新しい校旗が、県教育委員会の須貝英彦教育長から佐藤有二校長に手渡された。
そのあと佐藤校長は、「両校がこれまで培ってきた輝かしい実績と伝統を踏まえ、地域に愛される学校として一歩一歩、新たな伝統と歴史を築いていきます」と式辞を述べた。
そして、生徒全員で新しい校歌を初めて歌った。
(校歌)
「大河の源流とめどなく 未来への希望注ぎ込む 米沢鶴城高等学校 両翼拡げ 夢へ飛べ」
8日に入学する1年生210人をあわせた生徒649人は、これから米沢鶴城高校の新たな歴史を作っていく。