春は新たな一歩が始まる季節。県内の小学校で始業式のピークを迎え、学年を一つ重ねた子どもたちが新たな目標を立てていた。
7日は県内218の小学校のうち113校で1学期の始業式が行われ、ピークとなった。
このうち山形市の楯山小学校では、新入生を除く2年生から6年生が登校し、元気な声が響いた。
始業式では、各学年の児童の代表5人がことし頑張りたいことを発表し、新学年への思いを新たにしていた。
(3年生代表)
「3年生では、国語は漢字の書き順を間違えずに書きたいです。算数はかけ算のひっ算を全部覚えたい」
(4年生代表)
「4年生では、クラブ活動や運動会の係活動を頑張りたい」
(佐藤勝子校長)
「我がふるさと楯山に誇りを持ち、地域のヒト・コト・モノをたくさん学んでいきましょう。そして平和で私たちが安全に幸せに過ごせる楯山小学校を作っていきましょう」
6年生の教室では、今年度初めてのホームルームが行われた。
子どもたちには、授業や委員会活動など力を入れて取り組みたいことがさまざまあるよう。
(6年生)
「計算をスムーズにできるように頑張りたい」
「放送委員会。ちゃんとかまずにみんなに伝わるようにはっきりと放送したい」
また、最高学年となりリーダーとしての自覚も芽生えていた。
(6年生)
「最高学年として1年生にいろんなことを教えたり、優しく接したい。"こういう先輩がいたらかっこいいな"って思ったから」
「図書委員長として図書委員を引っ張っていきたい。6年生なので楯山小学校の顔として頑張っていきたい」
県内の小学校の入学式は8日がピークで、108校で行われる。