白鷹町の道の駅そばの最上川に約150匹のこいのぼりがお目見えした。
道の駅白鷹ヤナ公園の「あゆ茶屋」で38年前に始まったこいのぼりの掲揚。元々は町内の家庭で使われなくなったこいのぼりを譲り受けて始まり、次第に広く県内から寄せられるようになった。
6日に行われた設置作業では、あゆ茶屋の職員などが最上川の両岸から張られた長さ250メートルの2列のワイヤーに、慣れた手つきでこいのぼりを吊るしていった。約150匹のこいのぼりは、最上川から吹き上げる風を受けながら、春の青空の中を気持ち良さそうに泳いでいた。
(道の駅白鷹ヤナ公園・樋口和貴駅長)
「なかなか今、こいのぼりを上げる家庭もなくなったので、こうして最上川の上に雄大なこいのぼりを上げているのでぜひ見てほしい」
こいのぼりの掲揚は5月17日までの予定。あゆ茶屋の担当者は「4月中旬には公園内のサクラとのコラボレーションも楽しめそうだ」と話している。