県は、2023年に小国町でクマの駆除をするためライフルを発砲し、同行していた男性の足に当て大ケガをさせた50代の男性の狩猟免許を取り消した。
狩猟免許取り消しの行政処分を受けたのは、小国町の50代の男性。
男性は2023年4月、町の依頼でツキノワグマの駆除を行っていて、急に穴から飛び出してきたクマに向かって周囲を確認せず発砲した。
弾丸は、同行していた40代の男性に当たり、右ひざを骨折するなど大けがを負った。
発砲した男性は、鳥獣保護管理法に定められている発砲前に銃口の先に人がいないことを確認する義務を怠ったという。
これを受け置賜総合支庁は、男性の狩猟免許を3月28日付けで取り消した。
男性は2024年5月に業務上過失傷害の疑いで書類送検されていて、10月に不起訴処分となっている。