寒河江市の高齢者に地元を楽しみながら元気になってもらおうと、社会福祉協議会と東北芸術工科大学の学生が冊子を作り、お披露目式が行われた。
寒河江市社会福祉協議会と東北芸術工科大学の学生が作った冊子「さがえのおと」は、市内の高齢者やその家族を対象に作られた。
冊子では、高齢者が遊びに行ける市内の施設や公園の遊具を使い気軽にできる運動などが紹介されていて、地元を楽しみながら高齢者により元気になってもらおうとまとめられている。
29日には、冊子の完成を記念しお披露目式が行われた。
式では、市内で観光案内のボランティアを行う人や、保育園で保育補助を行う人など、元気に活躍する高齢者の姿も紹介された。
(70代)
「大学生を中心にこのような冊子を作ってもらい本当にありがたい」
(70代)
「若い人のいろんな話し聞きながら勉強していきたい」
(東北芸術工科大学3年・草野那瑠さん)
「取材に行って、高齢者も行ける卓球の施設があって、私の住んでいるところにはそういうところはなかったので、個人的に自分の中でお勧め」
(寒河江市社会福祉協議会・大岡恵子係長)
「家族が『おばあちゃん、こんなのあるから行ってみようよ』と世代を超えてみんなで使ってもらえば」
冊子「さがえのおと」は、4月から市内の公共施設などで配布される。
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