バスケットボールB2・山形ワイヴァンズは、26日、アウェーで福島と対戦した。攻守にわたりゴール下を制し、プレーオフ進出に望みをつないだ。
東地区では4位以下が決まり、総合順位のワイルドカードでプレーオフ進出に望みをつないでいる山形。
第1クオーターの立ち上がりこそリードを許すが、ディフェンスで立て続けに相手のミスを誘い、逆転に成功する。
リードを広げたい山形は、ベルがシュートのフェイントからドライブを決めると、今度はディフェンスを振り切る鋭い動きでゴール下から得点を重ねる。
続く第2クオーター。村上がディフェンスをかい潜り中から決めると、今度はデメトリオが外からゴールを射抜き、相手ディフェンスを翻弄。
攻撃の勢いでリズムを作り主導権を握っていた山形だったが、その後、外国籍選手の個人技などで徐々に追いつかれると、第3クオーターで一時逆転を許してしまう。
プレーオフ進出へ向け負けられない山形は、第4クオーター。
阿部がスピードに乗ったドライブを決めると、ベテラン村上もディフェンスの隙をついた鋭いドライブで躍動。
最後はこのパスカットからの一撃で、試合を決定づけた。2連勝でプレーオフ進出争いに食い下がる。
東西4位以下のチームで総合順位を決めるワイルドカードは、2位までがプレーオフに進出できる。
リーグ戦は残り8試合で山形は現在5位。負けられない戦いが続く。
山形の次節は今月29日と30日、ホームで東地区6位の青森と対戦する。