庄内地方のサクラの名所・鶴岡市の鶴岡公園で、園内のサクラを彩る名物のぼんぼりの設置作業が始まった。
25日、最高気温が5月上旬並みの19.7℃まで上がった鶴岡市。鶴岡公園の大寶館わきの紅梅の花も、連日の暖かさに誘われて見ごろを迎えていた。
こうした中、公園ではサクラの開花を前に夜桜を照らす名物の「ぼんぼり」の設置が始まり、作業員が公園のお濠の周辺で午前中から作業を行っていた。
ぼんぼりは、27日までに2024年より11基少ない148基を設置する予定で、4月上旬からは茶屋や屋台など約100店舗の営業が始まる。
(散策する市民)
「夜桜が水面に映るのが非常にきれいだなと思っていてその辺が良い。しっかり準備
してもらって、サクラの開花を楽しみに待っている」
園内にある約700本のサクラは今は小さなつぼみの段階で、公園を管理する市では開花については4月7日ごろと見ている。
ぼんぼりは4月4日に試験点灯、本点灯は開花宣言に合わせて午後5時半~午後9時まで行われ、約2週間、名物のサクラを彩る。
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