フラワー長井線を運行する山形鉄道は、乗務員の相次ぐ退職で現在の運行ダイヤが維持できないとして、4月から運行本数を現在の3分の2に減らすと発表した。
山形鉄道によると、2024年12月以降、複数の運転士と車掌から退職の申し出があった。
これにより、現在の上り・下り計24本の運行ダイヤを続けられないと判断したという。
フラワー長井線は4月1日以降、当面の間、上り4本・下り4本の計8本を減らす予定で、減便後は現在の3分の2に当たる上り・下り計16本の運行となる。
山形鉄道では乗務員が確保でき次第、通常ダイヤに戻すとしているが、時期は未定。
また山形鉄道では、今回の乗務員の退職と減便については申し出の時期から見ても、「3月10日に発生した山形銀行をかたる不正送金事件の被害の影響はない」としている。