山形県天童市の飲食店でノロウイルスが原因の食中毒が発生し、10人が症状を訴えた。
食中毒が発生したのは天童市久野本の飲食店「鮮魚三浦」。
県によると、3月20日昼にこの店で食事をした2つのグループの男女計10人が、21日になって吐き気や下痢・発熱などの症状を訴えた。
うち6人が医療機関を受診したが、現在快方に向かっている。
村山保健所が患者と従業員の便を調べたところ、ノロウイルスが検出されたことから食中毒と断定し、食事を提供した店に24日から3日間の営業停止を命じた。
ノロウイルスは感染力が極めて強く、県は調理する際の丁寧な手洗いや十分な加熱・調理器具の洗浄と消毒を呼びかけている。