冬の間出動を控えていた白バイ隊が訓練を一般公開し、春からの本格的な活動に向け運転技術を披露した。
県内では12月~3月まで積雪などで道路状況が危険なため、オートバイによる白バイ隊の活動ができない。
このため白バイ隊員は冬の間、パトカーでパトロールを行ったり、雪のない隣県のドライビングコースなどでトレーニングを積んでいる。
春からの本格的な活動に備え、22日、天童市の県総合交通安全センターで白バイ隊員14人が訓練に臨み、一般に公開された。
訓練に参加した白バイ隊員は、運転技術の基本となるスラローム走行や低速でのバランスを維持する訓練などを行い、技術の向上を図っていた。
(県警察本部交通機動隊・遠藤凪沙巡査長)
「普段の白バイでの活動は非常に危険な活動になるので、転倒や受傷事故防止に努める訓練は重要。まだ技術不足な部分もあるので、今回の訓練で自分のできない部分を再認識して訓練したい」
白バイ隊は4月1日から交通事故防止に向けたパトロールを始める。