テニスのプロ選手を目指している山形市の小学6年生・奥山し渚選手が21日、山形市長を訪問した。4月に開かれる14歳以下の国別対抗戦に日本代表として出場する。
4月から中学生になる奥山し渚選手は4月2日から7日までマレーシアで行われる、テニスの14歳以下の国別対抗戦「ワールドジュニア女子・アジア/オセアニア最終予選」に3人選ばれた日本代表の1人として出場する。
大会を前に21日、山形市の佐藤孝弘市長を訪問し、抱負を伝えた。
(奥山し渚選手)
「テニスがうまい人ばかりなので(出場は)いい経験になる」
奥山選手は去年、ジュニア世代で国内最高峰の大会「全日本ジュニアテニス選手権」の12歳以下の女子シングルスで優勝。
ドイツで開かれたヨーロッパの大会でもシングルスとダブルスを制するなど、輝かしい成績を収めている。
4月の国別対抗戦の最終予選には、オーストラリアや韓国など16カ国が出場し、上位4カ国が今年8月にチェコで行われる決勝大会へ出場する。
(奥山し渚選手)
「(最終予選は)団体戦なので、しっかりチームのメンバーと励ましあいながら自分の実力を発揮して勝ちに行きたい」
奥山選手は3月25日に山形を出発し、決戦の地、マレーシアへ向かう。