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【山形】重大事故から頭を守る「自転車ヘルメット」着用促す 県内の着用率は全国平均を下回る10.2% 3/20

気温が上がってくると、自転車に乗る機会も増えてくる。県警は20日、自転車ヘルメットの着用を促すイベントを行い、その重要性を呼びかけた。

スポーツタイプのヘルメットや帽子のような形をしたカジュアルなヘルメット。
20日、天童市のイオンモール天童に設けられた特設ブースでは、さまざまなタイプの自転車用ヘルメットが用意され、買い物に訪れた親子連れが好みのヘルメットを試着していた。

このイベントは、県内で低迷する自転車ヘルメットの着用率を高めて、重大事故を防ごうと県警が企画したもの。

(買い物客)
「転倒などの事故があるので、しっかり着けて頭を守ればいいと思う」
「うちは常にヘルメットをかぶせている。何かあった時にこわい。頭を守れるかどうかで生存率も変わってくる」

県警によると、2024年7月に行った自転車ヘルメットの街頭調査の結果、県内の着用率は10.2%。
ヘルメットを着用して自転車に乗る人の割合は10人に1人程度にとどまっていて、全国平均の17%を下回っている。

(県警本部交通企画課 重大交通事故対策室・守谷美雪室長)
「自転車に乗ったらヘルメットをかぶることが当たり前だと思ってほしい。もしかしたら事故にあうかもしれないと思って、準備をする・備えをすることが大切」

また会場では、子どもたちが最新の自転車シミュレーターを使って、歩行者の飛び出しの危険や交差点での一時停止など、安全な自転車の乗り方を学んでいた。





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