職員が逮捕された官製談合事件を受け、高畠町は副町長をトップとする入札制度改革検討委員会を設置した。
この事件は、2024年11月に高畠町が行った橋などの補修設計に関する指名競争入札で、本来は非公表の入札予定価格を漏らし、公正な入札を妨害したとして町の建設課係長・小梁川守被告らが起訴されたもの。
町は17日、深瀬吉弘副町長を委員長として、入札業務に関わる部署の幹部職員などで構成する入札制度改革検討委員会を設置した。
今後、委員会は月2回のペースで会合を開き、入札制度や監視体制の見直し、コンプライアンス意識の強化などを盛り込んだマニュアルを、2025年7月をめどにまとめるとした。
(高畠町・深瀬吉弘副町長)
「町民に対し、高畠町はこのように変わったと一日も早く示し、信頼回復に向けて取り組みたい」
町は来週、約320人いる全ての職員を対象にコンプライアンスの研修を行う予定。
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