県内は13日も広く晴れて4月上旬並みの最高気温となったところが多くなった。春を感じる陽気が続く中、山形市の霞城公園ではウメが開花し、可憐な花を咲かせていた。
(リポート)
「正午すぎの山形市の霞城公園です。きょう(13日)は風がありますが、日差しの下ではポカポカして過ごしやすい陽気です。郷土館の裏には濃いピンクのウメの花が咲いています。周りのつぼみも膨らんでいて、もうすぐ咲きそうです」
最高気温が14.6℃と、4月上旬並みとなった13日の山形市。
青空の下、可憐な花を咲かせていたのは、郷土館の裏手に植えられている「紅梅」。
山形市公園緑地課によると、ウメが開花したのは12日の午後で、13日に見てみると、2本の木で5輪咲いているのが確認できた。
(寒河江から)
「赤い花がきれい。花が好きだから毎年来るが、また来月来てみようと思っている」
開花の時期はほぼ例年並みだが、暖冬だった2024年・2023と比べると約1カ月遅れての開花となった。
霞城公園には紅梅・白梅の2種類のウメが植えられていて、約3週間で満開になりそうだという。
ウェザーニューズによると、この暖かさは13日までで、14日は庄内・最上を中心に夕方以降、雪が降るところがありそう。
また、寒気の影響で16日(日)からは、気温が平年を下回り冬に逆戻りしたような
寒さとなり、来週にかけて雨や雪が降る予報となっている。気温の変化で体調を崩さないように気をつけたい。
また、14日は強風が予想されることから、JR東日本は各路線の運転計画を発表している。
奥羽線:米沢~山形間は午前9時ごろ~午後3時ごろまで概ね6割程度の本数に減らしての運転
仙山線:県境区間の運転を終日取り止め、山形~山寺間で折り返し運転
山形新幹線:東北新幹線への直数運転を再開するが、遅れ・運休が発生する場合がある