県内は12日も高気圧に覆われ、多くの地点でことし一番の暖かさとなった。この陽気に誘われて、鶴岡市では境内を彩る可憐な花が咲いていた。

県内は12日も高気圧に覆われ、各地で日差しが届いた。
日中の最高気温は、鶴岡17.6℃、酒田17℃、山形15.5℃など、各地で4月上旬～下旬並みの気温となり、県内22の観測地点のうち16地点でことし一番の暖かさとなった。

この陽気に誘われて、鶴岡市の荘内神社では春と秋に2回咲く「十月桜」がピンク色の可憐な花を咲かせていた。
ことしは例年より遅く3月10日から咲き始め、春の訪れを告げるように境内を彩っていた。

山形地方気象台によると、県内は気圧の谷や低気圧の影響で12日夜から13日明け方にかけて、量は多くないが雨や雷雨となるところがありそう。
日中は晴れ間がのぞき、13日も平年より気温が高くなるだろう。朝晩と日中の寒暖差があるため、服装でうまく調節したい。