山形市内のコンビニエンスストアの駐車場で、高齢男性をはねて死亡させた男が起訴された。
11日、過失運転致死の罪で起訴されたのは、山形市江南の無職・関口隆被告(55)。
起訴状によると、関口被告は2月28日午前11時半ごろ、山形市久保田のコンビニの駐車場で、運転するピックアップトラックでバックした際、後ろを歩いていた荒井芳吉さん(88)を2回ひいて死亡させた罪に問われている。
道路交通法では、事故を起こした際、直ちに運転を停止して負傷者を救護することなどを定めている。
関口被告は荒井さんをひいた際、そのまま現場から立ち去ったとして「ひき逃げ」の疑いでも逮捕されたが、検察は11日の時点で「ひき逃げ」については処分保留にし、今後処分を決めるとしている。
また検察は、関口被告が容疑を認めているかどうかも明らかにしていない。