東日本大震災の発生から間もなく14年となる。JR山形駅で県内の高校生が募金活動を行い、支援を呼びかけた。
9日、JR山形駅で募金活動を行ったのは、日本赤十字社県支部のメンバーと県内5つの高校から有志で集まった生徒35人。この募金活動は、関連死を含めて、2万2000人以上が犠牲となった東日本大震災を忘れず、未来につなごうと、毎年この時期に行われている。
14回目となる今年は、東日本大震災の継承に取り組む団体への募金だけでなく、能登半島地震や県内で去年7月に発生した豪雨被害、そして山林火災が終息していない岩手県大船渡市の各被災地も支援しようと募金への協力が呼びかけられた。
(参加した高校生)
「高校生たち自ら災害のことを知って広い視野を持って活動することが大事」
「(災害を)風化させないように自分から知る姿勢を大事にしていきたい」
集まった募金は日本赤十字社などを通し、被災した人々に届けられる。