28日の県内は気温が上がり、4月上旬並みの春らしい天気となった。各地で最高気温が今年最高を更新。この暖かさは週末にかけて続く見通しで、雪解けに伴う落雪などに注意が必要。
(リポート)
「午後3時の山形市の霞城公園です。冷たい風が吹いているのですが、日差しはまぶしくて、雪解けが進んでいます」
28日の県内は各地で日差しが届き、穏やかな1日となった。県内22の観測地点のうち20地点で今年の最高気温を更新。
各地で平年より高く、3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなった。
<最高気温>
酒田 12.6℃
鶴岡 12.4℃
山形 11.2℃
米沢 10.1℃
(犬と散歩していた人)
「(Q.雪が好き?)雪の中でコロコロするが、この雪の少なさでは...。風があるが、2月だと思えば暖かい」
上着のチャックは閉じずに散歩する人も...。
「きょうは暖かい。(Q.閉めなくて大丈夫?)大丈夫、暖かいもん」
降り積もった雪も溶け始め、春が感じられるようになってきた。
(リポート)
「見えますでしょうか、ウメのつぼみが赤く膨らんでいます」
霞城公園にあるウメの花は暖かな陽気に誘われ、つぼみが少しずつ膨らんでいた。
市によると、ウメの開花は例年2月下旬ごろだが、今年は3月上旬ごろに開花する見込み。
県内は2日(日曜)にかけて気温が上がり、最高気温は連日13℃前後になりそう。
落雪事故が起きやすい状況となることから、県は、雪下ろしをする際も2人以上での作業や命綱・ヘルメットの着用など、安全対策を徹底するよう呼びかけている。