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【モンテディオ山形】開幕戦 大宮に敗戦 土居「90分間 強みは出せた」 2/17

J2・モンテディオ山形は、15日に行われたアウェイでの大宮との開幕戦、1対2で敗れた。

開幕にあたり、みなが注目していたのは先発メンバーだったと思うが、土居聖真やディサロ燦シルヴァーノなど、前線は昨シーズンから継続の選手が顔をそろえた。

新加入では、ゴールキーパーのトーマス・ヒュワードベル、右サイドバックの野嶽寛也、ボランチの中村亮太朗の3人が入った。

そして、昨シーズンとの「変化」でいうと、山形の強みの両ウイング、イサカ・ゼインと國分伸太郎が左右入れ替わっていた。

この点について渡邉晋監督は「戦術の幅を広げる・選手の価値を高めるための挑戦」と話している。
敗れはしたが、随所に山形らしさが見られた開幕戦を振り返る。

J3から上がってきた大宮のホームに乗り込んでのリーグ幕開けの一戦。

前半、山形で存在感を放ったのは右サイドバック、新加入の野嶽。
持ち味の積極的な攻撃参加で質の高いクロスを供給。この場面はクリアされるが、前半26分、土居・國分・中村が丁寧につなぎ、受けた野嶽のクロスにイサカが頭で合わせた。惜しくもクロスバーを越えたが、いい形で大宮ゴールに迫る。

一方、守備では大宮のカウンターに遭い、前半は山形より多い4本のシュートを打たれる。
新たな守護神・ヒュワードベルがセーブしていたが、後半7分だった。
コーナーキックから頭で合わされ、先制点を奪われる。
その後の時間帯は大宮に押し込まれるが、21分、左サイドで細かくつないでイサカのスルーパスにディサロが抜け出す。クロスが弾かれたところに土居。

大事にボールをつないで、引いて守るディフェンスをも瓦解する山形らしい一発。
今シーズン山形最初のゴールはキャプテンも担う土居だった。これで同点に追いつく。

その直後、渡邉監督は「前線にパワーを」と攻撃の選手を同時に4人投入。
そのうちの1人、右のウイングに入った新加入の吉尾海夏が、クロスやドリブルで仕掛けたが、終盤、決定的なチャンスは作れなかった。

逆に終了間際に、またもコーナーキックから失点し、J2復帰戦の大宮に劇的勝利を献上。山形は3シーズンぶり開幕黒星スタートとなった。

(土居聖真)
「僕らの強みである、人と人とが関わるサッカーを90分間通して、何本も見せられたと思う。もっと試合勘だったり、選手同士の距離感だったりというのは、まだまだ良くなっていく兆しも見えた」

山形は開幕から3試合アウェイ、次節は2月23日、水戸と対戦する。
出だしで負けたのは残念だが、昇格した2008年と2014年も開幕戦は負けたので、切り替えて次に期待したい。





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