去年、県警が認知した刑法犯の件数は3052件で、2年連続で増加していることが分かった。
県警によると、去年1年間の刑法犯の認知件数は3052件で、前の年に比べ72件増えた。増加は2年連続。
また検挙した件数は2135件で、前の年に比べ198件増え、検挙人数も1319人と16人増えた。
認知件数を犯罪の種類別に分けると、侵入窃盗や万引きなどの窃盗犯が1815件と全体の約6割を占め、続いて暴行や傷害、脅迫などの粗暴犯が466件、詐欺や汚職などの知能犯が332件などとなっている。
特に知能犯は、前の年に比べ116件増え、特殊詐欺やSNS型の投資詐欺やロマンス詐欺などが大幅に増えている。
県警は、特殊詐欺などの被害を防ぐため、部門の垣根を超え連携し対策を強化していくとしている。