大雪の今年は「豊作」。最上地域の小学生が雪の情景を感性豊かに詠み上げた「雪ん子俳句」の作品展が新庄市で始まった。
「雪かきで うでの筋トレ エンドレス」
「朝起きて 絶望するよ 雪の量」
大雪の今シーズンを象徴するような俳句の数々。
最上地域の3年生以上の小学生が雪をテーマに詠んだもので、433点が展示されている。
雪国の暮らしを見つめ直すきっかけにしてほしいと雪の里情報館が毎年開催していて、大雪の今年は除雪の苦労や厳しい寒さを表現した作品が多く寄せられた。
また、家族で過ごす何気ない日常や休日の体験談をユーモアを交え、感性豊かに表現したものもある。
そして、被災地に思いを寄せた一句も。
(新庄市民)
「『能登に雪 優しく降って いて欲しい』素晴らしい作品。この子どもたちが5~6年経ったら高校生になるが、この気持ち純な気持ちのまま大きくなってほしい」
(新庄市民)
「『どか雪も 都会の人には 水墨画』4年生ですごい。びっくり...」
作品は来月16日まで雪の里情報館に展示され、最優秀賞と優秀賞に輝いた16人の児童には、16日の表彰式で賞状と記念品が贈られる。