やまぎん情報開発研究所が、2025年の県内の景気の見通しを調査したところ、「悪化する」と回答した企業が3割に上り、景気の先行きに警戒感を持つ企業が増えたことがわかった。
やまぎん情報開発研究所は、2024年11月、県内600社を対象に2025年の景気の見通しについてアンケート調査を行い、488社から回答を得た。
前回の調査と比べると、全体的に景気の先行きに警戒感を持つ企業が増えた。
<調査結果>
景気が良くなる 11.2%(前回比-1.5ポイント)
横ばい 59.5%(前回比-2.2ポイント)
景気が悪くなる 29.3%(前回比+3.9ポイント)
また、賃上げについては「今年春に賃上げする」と答えた企業が54.7%。
「春ではないが賃上げする」が31.2%で、合わせて8割を超える企業が賃上げを検討していることがわかった。賃上げ幅は、「2%~3%未満」が最も多かった。
<賃上げ幅>
1%~2%未満 19.1%
2%~3%未満 26.7%
3%~4%未満 13%
4%~5%未満 11%