県内11の菓子店が一堂に会する「県菓子まつり」が山形市で開かれている。訪れた人たちは、銘菓を買ったり和菓子作りを体験したりして楽しんでいた。
このイベントは、山形の菓子文化の普及などを目的に県菓子工業組合が開いたもの。
会場となった道の駅やまがた蔵王で、県内の菓子メーカーや菓子店など11社がそれぞれの自慢の銘菓を持ち寄り販売していた。
(買い物客)
「1、2、3、4、5、6点! いっぱい買いました。会社の職員に渡したい」
「和菓子を買った。お茶と一緒にいただきます」
また、会場では菓子職人が手ほどきする和菓子づくりの体験教室も行われ、3月のひなまつりを前に、おひなさまとモモの練り切り作りに挑戦した。
参加した親子連れなどは繊細な形に仕上げるのに苦労していて、精巧に作られる和菓子の魅力をあらためて感じていた。
(参加者)
「柔らかいのですぐに手の跡がついて、きれいな先っぽにするのが難しい。職人のは本当に手で作っているのかわからないくらいすごくきれいな形だった」
「(Q.出来は?)まあまあ。弟にあげて2人で食べる。『おいしい』って食べてくれたらいい」
「周りと比べると独創的な形。性格が出ている。"店に並んでいるものは大変技術ある商品なのだ"とあらためて感じた」
「県菓子まつり」は12日も開かれ、午後2時からの和菓子づくり体験教室は先着順で参加を受け付ける。