新庄市のコンビニエンススストアで、車止めのガードポールに軽トラックが激突し、なぎ倒す事故があった。軽トラックを運転していたのは新庄市議会議員とみられ、店内で買い物をしてそのまま立ち去ったという。
事故があったのは、新庄市本合海のセブンイレブン新庄本合海店。店員によると、18日午前0時半ごろ、男が運転する軽トラックが車止めのガードポールに激突した。中にいた店員は気づかず、けが人もいなかったが、運転していた男は謝りもせず、店内でアイスクリームなどを買い、レジで清算の際「ぶつけてしまった」とだけ話し立ち去ったという。店員が防犯カメラを確認したところ、軽トラックは正面からポールに激突。地中のコンクリートがむき出しになり、周囲には車の破片が散らばっていた。防犯カメラの映像や目撃者の話などから、男は、近くに住む新庄市議会の八鍬長一議員とみられ、警察が任意で事情を聴くなどして捜査を始めている。八鍬議員はさくらんぼテレビの取材に対し、事故を起こしその場を立去ったことを認めた上で「大きな事故ではなかったので後で弁償すれば済むと思った。駐車場での出来事だったので警察にも通報しなかった」と話している。