米沢市で、素足で火渡りをして家内安全や無病息災を願う「笹野観音十七堂まつり」が行われた。
「笹野観音十七堂まつり」は、新年最初の縁日にあたる1月17日に行われる伝統の祭り。
山伏による法要のあと、スギの木を積み上げた護摩壇に火が入れられた。
そして心身の邪気を焼き払う「火渡りの荒行」が行われ、山伏たちと約60人の参拝者が、炎が残る護摩壇の上を次々に渡っていった。
「熱くなかった。健康第一でいられるように願った」
「去年よりは熱かった気がするが、みなさんが思うよりは熱くないと思う。今年も健康で楽しい1年になるように祈りながら渡りました」
無病息災や家内安全など、参拝者たちはそれぞれに願いを込めていた。