県警は、県内で2024年1年間に発生した交通事故の死者数が24人で、2021年と並んで過去最も少なかったと発表した。
県警によると、2024年、県内で発生した交通事故は2457件で、2023年に比べて323件・約12%減少した。これは過去5年間で最も少ない件数。
また、交通事故の死者数は24人で、2023年に比べ10人・約29%減った。これは73年前に統計を取り始めて以降、2021年と並んで最少だった。
死者を年代別で見ると、65歳以上の高齢者が17人と全体の71%を占めている。
また2024年は4月に白鷹町の国道で高齢の男女2人が、10月に長井市の国道の交差点で高齢者を含む親子3人が死傷する重大事故が起きている。
県警は2025年、高齢ドライバーの事故防止に特に力を入れる方針。