クリスマスまで2週間となった。子どもたちが楽しみに待っているクリスマスプレゼント。ことしはどんなものが人気なのだろうか。
全国に149店舗を構えるトイザらス。県内唯一の山形店では、子どもや孫に向けておもちゃを買いに来た人たちでにぎわっていた。
(客)
「孫のクリスマスプレゼントです。まだ1歳ですけど、それに合うようなプレゼントを探しに来た」
「子どものクリスマスプレゼントを買いに。楽しいですね、子どもがいないとこういうので遊んだりしないので、息子のおかげでみんなで遊んだりできる」
「悩みますね、いっぱい可愛いのがあって。ポイントは子どもがほしいものを選びたい」
クリスマスを前に、いま人気のおもちゃはどんなものかというと…。
(日本トイザらス山形店・塚田倫士副店長)
「ことしのクリスマスプレゼントは親子で楽しめるおもちゃが人気となっており、“キダルト”というキッズとアダルトの言葉なんですけど、お父さんもお母さんも一緒に遊べるおもちゃが人気となっている」
いま人気なのは「キダルト」なおもちゃ。
「キダルト」とはキッズとアダルトを組み合わせた造語で、親世代が子どものころに遊んでいたおもちゃが再びリリースされ、親子で一緒に遊べるものが人気を集めている。
たとえば、2000年代前半にブームが起きたベイブレード。
最近のものはコマを回す「スタジアム」と呼ばれる外周にギアのような凹凸が追加され、急加速するのが面白さにつながっている。
(日本トイザらス山形店・塚田倫士副店長)
「お父さんたちが遊んでいたおもちゃがさらにグレードアップして新しく出ているので、お父さんもお子さんも共通の話題として遊んでいる光景がよく見られます」
(リポート)
「ことし3月にデビューしたばかりのつばさの新型車両E8系のプラレールです。全国149店のトイザらスの中で、山形店が断トツ1位の売り上げです」
鉄道のおもちゃ「プラレール」で人気なのは山形新幹線「E8系つばさ」。ことしデビューとあって、県内で圧倒的な売り上げを誇る。
ほかにも「E5系はやぶさ」「E6系こまち」の人気も高いが、県内の子どもたちの間ではことしデビューした「つばさ」がより魅力的に映るよう。
そして、ウサギやリス・ネコなどのキャラクターが人気の「シルバニアファミリー」。
人形を集めたり、ドールハウスに飾ったりするのはもちろん、最近は外に連れ出して景色と一緒に写真を撮るのも人気。
さらに、アメリカメジャーリーグで大活躍だった大谷翔平選手の影響はおもちゃにも。選手の写真が飾られたクレーンゲームなど、野球関連のおもちゃがことし大人気だ。
ちなみにクレーンゲームのカプセルの中には何も入っていないが、景品をあとから入れられるため、忘年会など大人だけでも盛り上がりそうだ。
(日本トイザらス山形店・塚田倫士副店長)
「クリスマス前の最後の土日にたくさんのお客さまにご来店いただくことが多いので、早めに選んでいただかないと面白い商品・ほしい商品がなくなってしうので、早めにご来店ください」
クリスマスまであと2週間。ぜひプレゼント選びの参考にしてみてほしい。