バレーボールSVリーグ女子のアランマーレ山形は、7日・8日、酒田市でSAGA久光に連敗。ただ持ち味も十分に発揮し、次こそホーム初勝利に期待したい。
7日のゲーム1、年内最後のホームゲームのアランマーレは、第1セット、伊藤摩耶が「読みのブロック」で相手の強打を1枚で止める。
すると助っ人のビチェンコも、192センチの高さでシャットアウト。
さらに佐藤菜々美が機動力を生かしてブロードを決めるなど、リズム良く試合を進めデュースにもつれ込む接戦となったが、最後は高さに阻まれこのセットを落とす。
続く第2セット、アランマレーを引っ張ったのは佐藤菜々美。セッター石盛めるもとの連携からクイックを決めると、相手の速攻を完全に読んでのブロックと、離されずについていく。
終盤、アランマーレの武器・サーブから得点につなげ互角の展開となったが、最後は相手の強烈なスパイクを拾い切れずにこのセットも落とす。
後がない第3セット、アランマーレはビチェンコの強打、伊藤摩耶の見事なサービスエースで粘るが、試合をひっくり返すことはできず、セットカウント0対3。
8日も敗れて8連敗となったが、「次は」と期待させる試合内容だった。
次のホームゲームは年明け1月4日・5日、酒田市でデンソーと対戦する。