1月に告示される知事選について、自民党県連が「独自候補の擁立を断念する方針である」ことがわかった。
5回目の当選に向けた出馬表明から一夜明けた7日、吉村知事は自民党県連を訪れ、遠藤利明会長や県連幹部と会談した。会談後、吉村知事は...。
(吉村知事)
「出馬のご挨拶。『支援をよろしく』と言った。それはよろしくお願いしますという意味で」
一方の遠藤会長は、会談後、次のように述べた。
(自民党県連・遠藤利明会長)
「自由民主党から支援をいただきたいとの要請をもらった。主義主張はどうあれ、国政と県政はしっかり連携していくことが必要」
自民党県連は、12月15日に選対会議を開き、知事選への対応を正式に決定する。
しかし、現段階で候補となる人物は1人もおらず、関係者によると「独自候補の擁立を断念する方針」だという。
2025年1月9日に告示される知事選に出馬を表明しているのは現職の吉村知事だけで、無投票の公算が大きくなっている。