インフルエンザの患者数の増加が続いている。置賜地域で注意報レベルが続いているほか、山形市・庄内でも倍増し、県が予防の徹底を呼びかけている。
県衛生研究所によると、12月1日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は県全体で292人で、前の週から49人増えた。
県内は2週間前に流行期に入り、患者数が増加し続けていて、1つの定点医療機関あたりでは6.79人となっている。
<保健所別>
置賜 19.5人(注意報レベル継続)
山形市 5.22人(前週から倍以上増)
村山 3.1人
最上 5.75人
庄内 2.92人(前週から倍以上増)
インフルエンザは、一旦流行が始まると短期間に感染が広がる。
県は重症化を防ぐため、早めのワクチン接種のほか、マスクの着用・手洗い・部屋の湿度を50%以上に保つことなど、予防の徹底を呼びかけている。