28日午後、鶴岡市の国道の交差点で、緊急走行中の救急車が乗用車と出合い頭に衝突し、乗用車の男性が胸の骨などを折る重傷を負った。
事故があったのは、鶴岡市西京田の国道7号の交差点。
28午後1時50分ごろ、市内で発生した傷病人の救助に向かうため、サイレンを鳴らして緊急走行していた救急車が赤信号で交差点に進入したところ、青信号で右から来た乗用車と衝突した。
この事故で、乗用車を運転していた鶴岡市美原町のパート従業員・池田国雄さん(71)が、ろっ骨や胸の骨などを折る重傷。命に別条はないという。
救急車に乗っていた運転手を含む救急隊員3人にけがはなかった。
鶴岡市消防本部によると、救助を要請をしていた傷病人は、事故直後に救助に向かった別の救急車で病院に運ばれた。
警察が事故の原因を詳しく調べている。