さくらんぼテレビが主催する「山形県民の警察官」の選考委員会が18日に開かれ、今年度の2人の受賞者が決まった。
県民の安全安心のため、第一線で活躍している警察官を称える「山形県民の警察官」。県警が推薦した警察官の中から選考が行われ、今年度は、警察本部刑事部刑事企画課・伊藤真理子巡査部長(46)と村山警察署刑事課・鈴木健太郎警部補(47)の2人に決まった。
伊藤巡査部長は現在、捜査支援や事件発生時の情報分析に当たっている。都市部とは異なる地方の実情に合わせて分析手法を工夫し、事件の早期解決につなげている。
鈴木警部補はSNSを悪用した薬物密売事件で立証に欠かせない鑑識部門の陣頭指揮を執り、犯行グループの早期検挙に貢献した。また後進への指導力が高く評価された。
表彰式は来年1月31日に行われる。