戸沢村で復興を願う「ランタンフェスティバル」が始まり、癒しの光が訪れた人を魅了している。
(カウントダウン)
「3・2・1...スタート!」
DJのスタートの声を合図にランタンが灯った。道の駅とざわ高麗館が企画した、去年に続いて2回目のアートプロジェクト。
7月25日の大雨で甚大な被害を受けた戸沢村。高麗館は集落全体が水に浸かった蔵岡地区からほど近い場所にあり、避難場所になった。2日後に予定されていたフェスティバルは見送られ、今回、復興を願う癒しの光を散りばめた「ほたる火イベント」と銘打って開催された。
(道の駅とざわ高麗館・土田文子駅長)
「7月に豪雨災害があったにも関わらず多くの方が来館し本当にうれしい。戸沢村の人々にも笑顔があふれるようになったと実感している。(癒しスポットとして)認知してもらえるよう頑張りたい」
異国情緒が漂う高麗館は、ここ数年コスプレイヤーの撮影スポットとしても人気で、訪れた人たちは癒しの空間を思い思いに満喫していた。
(宮城県から)
「すごくきれい」
(鶴岡市から)
「最高。めっちゃ映えます!インスタに上げます」
(庄内町から)
「チマ・チョゴリを(借りて)着られる場所もランタンを見る場所もなかなか無い。すごくきれい」
復興への願いも込めた高麗館ランタンフェスティバル。点灯は11月30日まで続けられ、時間は午後4時から5時半まで。