次期知事選について、吉村知事が「立候補を前向きに検討している」ことを初めて明らかにした。
現在4期目の吉村知事は、年明けの知事選への出馬について、これまでは7月の豪雨災害への対応が最優先として明言を避け続けてきた。しかし18日朝、カメラの前で初めて「前向きに検討している」と語った。
(吉村知事)
「後援会やいろいろな業界の方々、県民のみなさんから『早く決断してくれ』との声をいただいている。その声をしっかり受け止め、前向きに検討中です。(Q決断のタイミングは?)そこも含めて考え中です」
県議会12月定例会で表明する方向で検討を進めているとみられる。
一方、候補者擁立が難航している自民党県連の遠藤利明会長は、取材に対し「知事選の対応については今後検討していく」と述べるにとどめた。
次の知事選は1月9日告示、26日に投開票される。