山形市長谷堂の「エーコープもとさわ」にはできていた長い列。お目当ては…。
(買いに来た人)
「青菜漬けとおみ漬け。(今年の青菜漬けは?)楽しみ」
店の人気商品「青菜漬け」の販売が18日に始まり、店内はこの日を待ちわびた人で
大いににぎわった。みなさん、カゴいっぱいに青菜漬けを買っていた。
(買いに来た人)
「7つ買う。これが来ると寒さが来る。楽しみにしている人に送るので毎年の楽しみ」
「おみ漬け2個と青菜10個。要求されて全部送る、埼玉と東京に」
買いに来た人たちの列は途切れることはなく…。
(店員)
「この中の青菜漬けで本日分終了です」
用意された500袋の青菜漬けは、あっという間に売り切れとなった。
(エーコープもとさわ・松村美佐子さん)
「(去年は)1時間で売り切れなかったが、今年は去年買えなかった人たちがそれを覚えていて並んでくれたので1時間で無くなったと思う。待っていてくれるお客がたくさんいてうれしい」
初日の分が終わったことを知り引き返す人もいた。
今年の青菜は8月下旬に雨が続いて種まきが遅れたために収穫が遅れ、この店では去年の同じ時期には95トン漬け込んでいたが、今年は55トンと半分程度にとどまっている。
それでも味は例年通りおいしく仕上がった。
(エーコープもとさわ・山口英之工場長)
「季節の味。たくさん食べてもらって季節を味わってもらいたい」
エーコープもとさわの「青菜漬け」は1袋600円で、1日500袋限定。12月上旬まで続く青菜の収穫にあわせ、随時漬け込み作業が行われ、店頭に並ぶ。