マラソンを楽しみながら天童市と山形市の酒蔵を巡る、初めてのイベントが開かれた。
「山形酒蔵(さかぐら)マラソン」は、酒蔵めぐりなどの旅行を企画する山形市の企業・酒物語が初めてテスト開催したもので17日は、県の内外から80人のランナーが参加した。マラソンと県産日本酒を一度に楽しめるというもので、将来的には海外からも客を呼び込む狙いがあるという。
コースは、天童市から山形市の県酒造組合までのおよそ22キロで、地域の酒蔵と酒の販売店あわせて5カ所を巡ってからゴールに向かう。
(ランナー)
「おいしい。元気出ますね」
ランナーたちは見頃を迎えた紅葉や、おもてなしを楽しみながら街を駆け抜ける。
そしてゴールすると、振る舞われたのは県産日本酒。走りながら巡った酒蔵の銘柄を中心に用意され、ランナーたちが飲み比べを楽しんだ。
(ランナー)「ああ・・・うまい」「走り終わった後にお酒を飲むのが大好きなのできょうはぴったり。おいしい」「走らないで飲むよりも味わい深い」
山形酒蔵マラソンは来年以降、本大会の開催を計画しているという。