南陽市の熊野大社の大イチョウが鮮やかに色づき見頃となっている。
熊野大社の境内入口にそびえ立つ大イチョウ。樹齢が推定850年で県天然記念物に指定されている。根周りが7.7メートル、高さは30メートルに及び、古くから信仰の対象となり、地元・宮内地区のシンボルとして親しまれてきた。
色付きは11月に入って少しずつ進み、秋晴れとなった14日は、鮮やかな黄色の葉と青空とのコントラストが楽しめた。
(新潟県から)
「今まで見たイチョウの中で一番大きくてすごくきれい。青空に黄色が映えてとてもきれい」
(宮城県から)
「まだ葉も落ちていなくて、いっぱい葉っぱが付いていて、色もきれいで天気にも恵まれてうれしい」
(宮城県から)
「本当にきれいで感動した。来て良かった」
このあと境内は、散ったイチョウの葉で黄色いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がる。落葉が終わるといよいよ冬の足音が聞こえてくる。